ここ一週間にわたって、原価管理の導入について書いてきました。
直接費、間接費。配賦基準。材料費、労務費、経費の違い。
『費用の分類方法はわかったよ。それを知って一体どうなるの?』と言いたい方もいらっしゃると思います。
原点に戻って述べますと、『製品やサービスにどれだけお金がかかってるか』を知って、経営を改善していくのが原価管理です。
費用を細かく分類したのは、どこが悪いかを見つけてコストダウンしやすくするため、費用の性格ごとに按分の基準を変えるため、と言えます。
これらの費用を積み重ねることによって、製品一個・サービス一回あたりの原価を計算し、経営の改善を図るのです。
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